坐骨神経痛の原因について日進市でお悩みの方にお伝え。
日進市、東郷町、天白区の方を中心に整体を行っている整体院 心斗の水谷です。
腰痛に伴い坐骨神経の症状による痛みや痺れでお悩みの方はとても多いです。周りの知り合いや友達に話したらきっと自分以外にも症状で悩んでいる人がいるはずです。
坐骨神経痛とよく聞くと思うのですが、坐骨神経痛はなぜ起きるのでしょうか？坐骨神経痛でお悩みのあなたに坐骨神経痛が起きる原因についてお伝えしますね。
坐骨神経痛とは？
坐骨神経痛の症状となっている坐骨神経とは、腰の４番目と５番目、仙骨の１番目と２番目の神経が合わさった一つの大きな神経になったものを坐骨神経といいます。
坐骨神経は途中に膝裏で脛骨神経と総腓骨神経という神経に分かれて細かく枝分かれしていきますが、お尻から足先までつながっているとても長い神経です。
膝裏の上までに原因があるものは坐骨神経痛となり、枝分かれした先に原因がはっきりとあるものは坐骨神経痛とは呼びません。しかし、症状がすねや足首あたりにあっても、原因が腰などにあれば坐骨神経痛となります。
症状は様々でお尻だけ、太ももだけなどの一部分に症状が出る人もいれば、お尻から足先まで症状が出る人もいます。
また症状も痛みや痺れや冷感などの症状が出ますが、痛みであっても針で刺されたような鋭い痛みや鈍くて重い痛み、電気が流れたような痛みなど人それぞれで違うことが多いです。
坐骨神経痛の原因は？
坐骨神経痛に影響を及ぼす原因はいくつもあります。その中で代表的なものをご紹介しますね。
腰椎椎間板ヘルニア
脊椎と脊椎の間には椎間板という組織があります。椎間板は髄核と線維輪で構成されていますが、その髄核が線維輪を中から押して膨隆したり、飛び出たりすることで神経を圧迫して痛みや痺れが出る疾患です。
特に腰椎の3番目と４番目、4番目と５番目、５番目と仙骨の間の椎間板ヘルニアである場合は坐骨神経に関与しているので坐骨神経痛が生じる可能性があります。
椎間板ヘルニアは２０～４０代の方に多くみられる傾向があります。
腰部脊柱管狭窄症
一つ一つの脊椎が何個も連なって背骨になります。その背骨の中には管状の穴が首から腰まで続いていて、その中を脊髄が通っています。
この管状の穴を脊柱管といいますが、この脊柱管が加齢による骨の変形やズレや周りの靭帯などの組織が硬く膨らんだりして狭くなることがあります。
狭くなることで脊髄や馬尾神経や脊髄から延びる末梢神経が圧迫されることで坐骨神経にも影響が出ることがあります。
脊柱管狭窄症はどちらかといえば高齢者に多くみられる傾向にあります。
梨状筋症候群
坐骨神経は骨盤から太ももの裏へ出てくるときに梨状筋という筋肉を通って出てきます。この筋肉を通っていく経路は人によって異なっており４タイプに分けられます。
A：梨状筋の下を坐骨神経が通過する。（８５％）
B：坐骨神経の一部が梨状筋の下、一部が梨状筋を貫通する。（１０％）
C：坐骨神経が２つに分かれて梨状筋の上下を通過する。（３％）
D：坐骨神経すべてが梨状筋を貫通する。（１％）
基本的にはどのタイプも問題なく坐骨神経は梨状筋を通過します。しかし歩き方やスポーツや肉体労働での骨盤周りの筋肉の使い方や梨状筋を強く打撲したりすることで、梨状筋がずっと緊張状態になることがあります。
足がつった時のように筋肉がずっと力が入っているような状態をイメージしてください。
すると坐骨神経が筋肉の緊張によって圧迫されて坐骨神経痛が生じることがあります。特に坐骨神経を貫通しているBとDのタイプであると著明です。
筋膜性の原因
人は全身を筋膜で覆われています。この筋膜は頭から足先までつながっています。ある部分の筋膜が動かなくなって坐骨神経が通っている筋肉に影響を及ぼすことで坐骨神経痛の症状が出ることもあります。
また筋膜性の痛みは坐骨神経痛に似て、原因の場所と離れた場所に影響が出ることが多いです。肩こりで頭痛が起きるのをイメージするとわかりやすいかもしれません。
筋膜性の原因で坐骨神経痛が生じている場合、原因は坐骨神経が出てくるお尻よりも上に原因があることもあります。その場合、坐骨神経が通っているお尻や足先をストレッチや筋トレしても症状はなくなりません。
坐骨神経痛かなと思ったら
坐骨神経痛のような症状が出ているのであればまずは医療機関で原因をはっきりさせる必要があります。中には緊急に手術を必要とする場合も隠れているからです。
原因がわかっても治療しても治らない、医療機関で検査したけど原因がはっきりしないような場合は、先ほどお伝えした筋膜性の症状の可能性があります。
その場合は、筋膜に対して治療をする必要があるため、そちらの機関を受診することをオススメします。
まとめ
・坐骨神経痛の原因についてお伝えしました。
・坐骨神経痛になる原因の疾患として腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、筋膜性の原因などがあります。
・坐骨神経痛の原因をはっきりさせて治療することが坐骨神経痛を改善する上で大切になります。
日進市、東郷町、天白区の方で坐骨神経痛がなかなか改善せずに悩んでいる方。その原因は筋膜性の症状かもしれません。原因を見つけて筋膜リリースで症状を改善させる当院のホームページもよければ参考にしてみてくださいね。
整体院心斗 情報
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