日進市で腰痛でお悩みの方に、椎間板ヘルニアになりやすい人はどんな人かお伝え。

日進市で腰痛でお悩みの方に、椎間板ヘルニアになりやすい人はどんな人かお伝え。

日進市、東郷町、天白区の方を中心に整体を行っている整体院心斗の水谷です。

腰痛で悩む方はとても多いですが、その中で腰椎椎間板ヘルニアに伴う腰痛や痺れで日常生活に影響を及ぼしている方はとても多いです。

そんな腰椎椎間板ヘルニアですが、どのような人やどのような仕事の人がなりやすいのでしょうか。腰椎椎間板ヘルニアになりやすい動きや職業などについてお伝えしていきたいと思います。

椎間板に負荷がかかりやすい姿勢

脊椎と脊椎の間で体重支持や運動に関与する椎間板ですが、前屈と反りであればどちらが椎間板に圧力がかかりやすいかというと、前屈になります。

前屈すると椎間板を構成している髄核が後方へ移動してもう一つの構成体である線維輪を内側から外側へ押し出します。

前屈をゆっくり行うのであればそれほど負荷は強くないのですが、急激に前屈をすると髄核の性質上、線維輪への圧迫ストレスが強くなります。この刺激が繰り返し加わることで徐々に椎間板が傷んでいきます。

この前屈姿勢に捻りなどが加わることで更に椎間板は傷つきやすくなり、その傷から髄核が飛び出しやすくなり、ヘルニアが悪化していきます。

姿勢による椎間板への圧の変化

姿勢による腰椎椎間板への圧の変化を研究した報告があります。これは真っすぐに立っている状態を椎間板への圧を100%とした時の、他の姿勢の椎間板の圧の割合を研究した報告です。

立った状態で前屈すると150%、前屈した状態で物を持つと220%となり、やはり前屈することで椎間板の圧は高くなります。

意外な結果が、立っている姿勢が100%に対して、座っている姿勢では140%と立っている姿勢より座っている姿勢の方が椎間板の圧が高くなるのです。座った姿勢で荷物を持ち上げると275%にもなるのです。

立っている時よりも腰が曲がりやすくなる座っている時の方が椎間板の圧が強くなるため、椎間板が傷みやすいということがわかりますね。ヘルニアの人が立っているより座っている方が痛いと言う人の方が多いのもこの理由になります。

腰椎椎間板ヘルニアになりやすい人は?

お伝えしてきたように、腰椎椎間板ヘルニアは腰を急激に曲げたり、曲げた姿勢で物を持ち上げたり、曲げた姿勢が長時間続くような動作や姿勢をとる人がなりやすくなります。そこで腰椎椎間板ヘルニアになりやすい職業をいくつかあげたいと思います。

デスクワーク:事務作業やIT関係などのデスクワークの方は長時間座ったまま仕事をすることになります。座っている姿勢は立っている姿勢よりも椎間板に負荷がかかり徐々に椎間板を傷めることになります。

ドライバー:長距離トラックやタクシーやバスのドライバーも長時間座っている姿勢になります。またトラックドライバーや宅配ドライバーは座った姿勢から、目的地に着いたら荷物の積み下ろしも行うことで負担は更に強くなります。

介護・看護職:寝たきりの人をベッドから起こしたり、車いすへ移乗させたり、入浴介助などの仕事は腰を曲げた姿勢で成人の方を移動させたりすることで椎間板への負担は強くなります。また、女性が多い職業であることから力をより必要とすることで更に椎間板内圧は高くなり負担は強くなります。

製造業:ライン作業などの立った状態で前かがみでの作業の方や調理師などの方も多いです。作業をする台が低かったりして身長に合っていないと腰椎椎間板ヘルニアになるリスクは高くなります。

このように長時間座っている姿勢が続く人、前かがみで重いものを移動させたりする人などが腰椎椎間板ヘルニアになりやすいとされています。

予防をするためには長時間の座っている姿勢を避けるために休憩を少しずつ取ること、前かがみの姿勢ではなく腰を立てて、股関節や膝関節を使ってしゃがんだりするような動作の工夫が必要になります。

まとめ

・腰椎椎間板ヘルニアになりやすい人についてお伝えしました。

・椎間板は前かがみの姿勢で圧が高くなり、その姿勢での作業で椎間板には強い負荷がかかります。

・腰椎椎間板ヘルニアになりやすい職業としてはデスクワークやドライバーなどの座っている時間が長い人、介護などの前かがみで人や物を移動させる人、製造業や調理師などの立った状態で前かがみの姿勢をとる人などが腰椎椎間板ヘルニアになるリスクが高い人です。

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