日進市で筋膜リリースを知りたい方に、筋膜リリースの種類と効果についてお伝え。

日進市で筋膜リリースを知りたい方に、筋膜リリースの種類と効果についてお伝え。

日進市、東郷町、天白区の方を中心に整体を行っている、整体院 心斗の水谷です。

腰痛や肩こり、長引く膝や肩の関節痛に対して筋膜リリースが効果的であるとテレビや雑誌などのメディアでも言われるようになってきました。

腰痛や肩こりに悩んでいて筋膜リリースを行ってみようとお考えの方も多いことでしょう。ところで、なぜ筋膜リリースは腰痛や肩こりなどの慢性の痛みやこりに効果的かご存知ですか?

筋膜を知り、理解することで筋膜リリースの効果がわかり、「筋膜リリースを始めよう」、「継続しよう」と思えるはずです。筋膜リリースを知らない方は今の症状の原因がわかるかもしれませんよ。

筋膜とはいったいなんなのか、筋膜リリースの効果はどんなことなのかをお伝えしていきますね。

Fasciaの中に筋膜あり

筋膜はFasciaというグループの中の一つになります。Fasciaとは線維性結合組織という体の中の組織の名称で、他に皮膚、皮下組織、腱、靭帯、腹膜、骨膜などがあります。

これらの組織は互いにつながっていてその部分になんらかの原因で硬い部分(硬結)が生じて動きが阻害されることで痛みやこりが生じると言われています。

その中で筋膜は他のFasciaの組織とつながりが強い組織で、筋膜に影響が出ることで様々な場所に影響が出ることが多いため、筋膜リリースが有効となっているのです。

ちなみになぜFasciaは英語なの?と疑問をお持ちの方もいますよね。

Fasciaの概念はここ最近生まれてきたもので、以前までの解剖書などで使用されている筋膜などの定義がしっかりされていないため、うまく日本語に訳せない状態だそうです。

筋膜とは?

Fasciaの中にある筋膜ですが、筋膜と聞くと筋肉を覆っている膜と理解されると思います。もちろん筋肉自体を覆っている膜もありますが、各筋肉同士をつないでいる膜や他のFasciaとの間にある筋膜もあります。

筋線維1本1本の中まで入り込む筋膜と、内臓や頭蓋骨までつながる筋膜もあります。このように筋膜は全身に張りめぐらされているので、筋膜以外を溶かしても身体の形が残ることから「第二の骨格」とも言われています。

筋膜の種類

筋膜は大きく分けて5種類の筋膜があります。腕の力こぶの筋肉である上腕二頭筋を例にご紹介しますね。

浅筋膜:浅筋膜は皮膚の下にある皮下組織にある筋膜です。皮膚の下にある脂肪と次に説明する深筋膜の間にあり、脂肪と筋肉の間の動きに影響します。

深筋膜:深筋膜は筋肉の上をボディースーツのように覆っている筋膜です。上腕二頭筋で言えば肘より先の手首を動かす筋肉や、胸の筋肉を繋ぐ膜です。

このように隣り合う筋肉と繋がっていく深筋膜が、筋膜リリースを行う上でポイントとなってくる筋膜になります。

筋外膜:筋外膜は筋肉の表面を覆っている薄い膜です。上腕二頭筋でいうと筋肉自体を覆っている筋膜で、深筋膜と繋がりがあります。

筋周膜:筋肉は筋線維の束が集まって一つの筋肉になります。その束の周りを覆っているのが筋周膜になります。筋周膜は筋外膜と繋がりがあります。

筋内膜:筋肉の束は1本1本の筋線維が集まって束ができます。その線維の周りを覆っているのが筋内膜です。この筋内膜は筋周膜と繋がっています。

このように筋膜は5種類ありますが、隣り合う筋膜同士が繋がっており、結果的には全身が繋がっていることになります。特に深筋膜は隣り合う筋肉と繋がっていくため、深筋膜に異常が生じると全身に影響が出ることになります。

筋膜リリースの効果

腰痛や肩こりなどの痛みやコリがあるときはまずどうしますか?恐らく痛い場所やこりがある場所を叩いたり、揉んだり、湿布を貼ったりしますよね?

それが正解か不正解かというと、なんとも言えません。痛みやコリなどの症状が出ている部分を治療して治るのであればそれは正解ですし、変わらなかったり症状が引いてもまた繰り返したりするようであれば不正解です。

骨折や手術をしたり、捻挫や物をぶつけたりした時などの場合はそこの部分で出血が生じて組織が硬くなります。この場合は炎症が治まった後にその部分のFasciaを治療しないと動きは硬いままですよね。

しかし腰痛や肩こりや気づいたら膝や肩が痛くなっていたような場合、明らかな原因がないため症状が出ている部分が原因なのか、どこかの筋膜が原因でその部分に症状が出ているかはわかりませんよね。

しかし痛みやコリがある部分になにかしらしても症状が変わらないのであれば、原因がその部分にあることはほとんどありません。

病院に行って炎症が腰や膝や肩の関節にあるからこの炎症が痛みの原因と言われたとしても、その炎症の原因となっている部分が他の部位の筋膜の異常が原因であることはよくあることです。

このようにすべてが筋膜リリースで症状がなくなるわけではありません。しかし症状が出ている部分に何かをしても症状がなくならないのであれば、原因となっている筋膜のつながりを改善することで症状が改善していきます。これが筋膜リリースの効果となります。

筋膜リリースを始めようとしている方、始めていて継続しようか迷っている方はぜひこのまま筋膜リリースを続けて全身から痛みやこりを改善してください。

腰痛や肩こりで症状がある部分を叩いたり揉んだりしている方、薬やマッサージに頼ってなかなか症状がなくならない方は筋膜リリースを検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

・筋膜リリースの効果と筋膜の種類についてお伝えしました。

・筋膜はFasciaの一部で大きく分けて5種類の筋膜があります。

・筋膜は互いに繋がり合っていて、結果的に全身つながっています。

・痛みやこりがあってその部分を治療しても改善しないのであれば、筋膜を介した他の部分に原因があります。

日進市、東郷町、天白区の方で腰痛や肩こりなど、なかなか症状が改善しない方は、筋膜リリースを利用して施術する当院のホームページもご覧下さいね。

整体院心斗 情報

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