日進市で筋膜リリースを行いたい方に、筋膜リリースのやり方をお伝え。
日進市、東郷町、天白区を中心に筋膜リリースを利用して施術を行っている、整体院 心斗の水谷です。
腰痛や肩こりなどの長年続く慢性痛に対して、筋膜リリースが有効であると言われるようになってきていますね。
最近ではテレビや書籍でも取り上げられるようになってきて、目にした方はやり方を真似ている方も多いのではないでしょうか?
筋膜リリースの時の姿勢は研究者によって諸説あります。そのため筋膜リリースを行う姿勢は様々ですが、筋膜リリースを行うポイントは共通しているんです。
この筋膜リリースのポイントを抑えておかないとせっかく時間を作って行っても、良い効果が出なくなってしまいます。
筋膜リリースを始めようとしている人、始めているけどなかなか効果が出ない方に、筋膜リリースのやり方のポイントをお伝えしますね。
筋膜リリースとは?
各筋肉や内臓が筋膜によって全身がつながっているということは、以前お伝えしましたね。
「リリース」とは日本語に訳すと制限を「解除する」、「解きほぐす」といった意味になります。
つまり筋膜リリースは、全身につながっている筋膜のねじれやよじれや硬結などを元に戻して、筋肉と筋膜の正しい伸張性を回復させて、筋肉が正しく動けるようにすることが目的になります。
筋膜リリースとストレッチの違い
筋膜リリースを行っている方であれば、筋膜リリースの方法がストレッチと似ていて、ストレッチと何が違うのかわからないなぁと思っている方もいますよね。
今まで主流だったストレッチは、1つ1つの筋肉を個別に選択して、その筋肉の線維の方向に合わせて一定の方向に伸ばす方法になります。
一方の筋膜リリースは、1つの筋肉ではなく、その筋肉を含む全身の筋膜に対して、一定方向ではなく様々な方向に伸ばしながら筋膜をリリースしていくことが目的になります。
ストレッチでよく皆さんが行う太もも裏のハムストリングスという筋肉のストレッチを例にしてみましょう。
ハムストリングスをストレッチする場合は、膝を伸ばした状態で長座か立った状態で腰を曲げていく方法になると思います。この時に伸ばしているハムストリングスを意識しましょうとよく言われますよね。
筋膜リリースはハムストリングスを含めた頭から足先までの筋膜が伸びる姿勢で、全身が伸びるように意識して行う方法になります。
一箇所を対象にしているか、全身を対象にしているかがストレッチと筋膜リリースの大きな違いになりますね。
筋膜リリースのやり方のポイント
筋膜リリースの姿勢を知っていてもなんとなくその姿勢で行っていては効果は薄いです。筋膜がリリースされる姿勢は手や足や体などの向きが大切になります。
「指先が伸びているか」、「足先はどちらを向いているか」、「体が逃げていないか」など細かく意識することで、その筋膜がしっかりとリリースされます。
本をしっかり読んで体の向きはばっちりなのに効果があまり感じられないという方は、もう少し続けてみてください。
人の体は変化を感じるのに毎日行ってだいたい2週間、他人が見て4週間程度はかかるものです。気長に毎日行うことが大切なんです。そして以下の3つのポイントを意識することで、筋膜リリースの効果は更に高まります。
持続時間
ストレッチはよく10秒を3セットや30秒を2セットなど短めの時間を何セットか行うことを提案していることが多いように感じられます。私が小学生の頃の体育の準備体操は8秒を2セットでした。
筋膜の話をすると、始めの10秒はエラスチン線維が伸ばされて、その後伸びている感じがなくなるまでがコラーゲン線維が影響を受けます。ここからが全身の筋膜がリリースされていきます。
筋膜リリースの理想は90秒から3分と言われています。始めたばかりの筋膜が硬い状態の時に、この時間はつらいため、はじめは60秒程度から行い、徐々に理想の時間に伸ばしていってください。
リラックス
筋膜リリースを行うときに、「早く治したい」、「たくさん伸ばしたい」と思って、痛みを我慢して力んで息を止めて頑張っている方がいます。
筋膜は副交感神経が優位な時にリリースされていきます。副交感神経とは寝ている時やリラックスしている時に優位になります。
痛みを感じたり、息を止めて力んだりしていると交感神経の方が優位になり、筋膜リリースの効果が減ってしまうことがわかりますよね。
深呼吸が行える程度のところでリラックスして行うことが大切になります。
イメージ
人は全て脳からの指令でコントロールされています。この脳が「痛い」、「自分の体は硬い」、「伸びないなぁ」などと考えるだけで、脳が伸びない方向へ働きます。
「痛い」と感じていると、それ以上伸びないように伸ばしたい筋肉が伸びないように力が入り、筋膜リリースを行っても伸びていかなくなります。
大切なのは脳に伸びるイメージを与えることです。バターやチーズが温められて溶けていくイメージを持ちながら、全身が溶けていくイメージで行うと効果的です。私も自分で筋膜リリースを行う時は溶けていくイメージで行っていますよ。
上記に挙げた3つの点も考慮しながら、起床後、午後、風呂上がり、就寝前など間をあけて、1日3回は行うと効果的です。特にお風呂上がりは全身が温められていて、筋膜リリースの効果が高い状態のためオススメですよ。
筋膜リリースを始めようとしている方、始めているけどなかなか効果が出なくて悩んでいる方は、今回お伝えしたことを意識して行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
・筋膜リリースのやり方についてお伝えしました。
・筋膜リリースは一つの筋肉だけでなく、伸ばしたい筋肉を含めた全身につながっている筋膜全体をリリースするため、全身を意識する必要があります。
・ポイントは体の姿勢、持続時間、リラックス、イメージを意識することで効果的な筋膜リリースを行うことができます。
日進市、東郷町、天白区周辺にお住まいの方で、筋膜リリースによる腰痛、肩こり、スポーツ障害を改善したいと思っている方は当院のホームページもご覧くださいね。
整体院心斗 情報
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