椎間板の働きについて日進市で腰痛にお悩みの方にお伝え。

椎間板の働きについて日進市で腰痛にお悩みの方にお伝え。

日進市、東郷町、天白区の方を中心に整体を行っている整体院 心斗の水谷です。

腰痛や痺れのため医療機関を受診したら、医者から診断名が椎間板ヘルニアや椎間板症と言われることがあると思います。

椎間板って名前が診断名につくから椎間板が何か悪いんだろうなと考えると思いますが、椎間板が悪くなるとなぜ腰痛になるのでしょうか?椎間板ってどんな働きがあるのでしょうか?

そんな椎間板についてお伝えしていきたいと思います。

椎間板の構成

椎間板は背骨を構成している脊椎と脊椎の間にあり、髄核と線維輪から構成されています。

髄核と線維輪はともに水分とコラーゲンとプロテオグリカンと呼ばれるものからできていますが、髄核はほとんどが水分で、線維輪は髄核と比較してコラーゲンとプロテオグリカンの要素が多くなります。

髄核は出生時には90%ほどが水分でできているとも言われています。この構成組織やその分量の違いがのちにお伝えする椎間板の機能に影響してきます。

椎間板の構成には入りませんが、椎間板の機能に影響を与えるものとして、一つ一つの脊椎の椎体に存在している軟骨終板も大切です。

軟骨終板は主に椎間板へ栄養補給を行っているのですが、椎間板の機能とも関与する切っても切り離せない関係になります。

椎間板の機能は主に2つ

椎間板の機能は主に体重支持と運動の2つになります。

椎間板の体重支持機能

椎間板は豊富な水分によって背骨にかかる衝撃を吸収しクッションの役目を果たしています。髄核と線維輪は水分量の違いから少しずつ体重支持でも役割が異なりますが、基本的には2つでクッション作用を担っています。

過重量が強くなったり、ずっと同じ負荷がかかり続けると、クッション機能を維持するために軟骨終板に水分を送ることで水分量を調節してクッション機能を高めます。

この椎間板の水分量が加齢によって減っていったり、過度な負荷によって線維輪に傷がついて水分量が減ることで椎間板のクッション機能が少なくなり、腰部に負担がかかり腰痛の原因になることがあります。

余談になりますが身長は測定する時間帯が夕方と朝で変化すると聞いたことがありませんか?

これは日中、立って生活することで椎間板に負荷がかかり、椎間板の水分を椎体の軟骨終板に送ることで椎間板の水分量が一時的に少なることで椎間板の容積が小さくなります。

そして夜間寝ている間にまた椎間板に水分が戻ることで椎間板の容積が大きくなります。この容積の変化によって身長は起きたばかりの朝が高く、活動している夕方が低くなるんですよ。

椎間板の運動機能

椎間板の機能のもう一つが運動になります。

背骨は一つ一つの脊椎が動くことによって身体を大きく曲げたり反らしたり捻ったりすることができます。その脊椎と脊椎の間で椎間板が前後左右あらゆる方向に移動することで脊椎の動きを円滑にする働きがあります。

また線維輪はコラーゲン線維が何層にも互い違いに配列されています。何層にもなっているため衝撃にも強く、靭帯のように関節が捻り過ぎたり、曲がり過ぎたりすることを制限する靭帯のような役割もします。

何層にもなっているため上からの真っすぐの衝撃に関してはめっぽう強いとされています。しかし線維方向が65~70度とされており、その角度よりも大きい捻りの角度が加わると椎間板は損傷しやすくなるとされています。

椎間板に負担がかかる原因は?

お伝えしたように椎間板は体重を支えたり運動を円滑にする機能があるとても重要な組織です。椎間板ヘルニアや椎間板症は椎間板に負担がかかることで起きる疾患です。

どのようなことが原因で椎間板に負担がかかるのでしょうか?原因をいくつか挙げてみます。

・生まれつきの背骨の角度や身体の長期的な使い方で腰の背骨が反り過ぎていたり、逆に反りがなく真っすぐであったりすると、椎間板にかかる負荷が増えます。

・ずっと同じ姿勢で作業を行うことによって同じ椎間板に圧がかかり続けることで、水分が軟骨終板から戻らなかったり栄養が補給されなかったりすることで椎間板が弱くなっていきます。

・スポーツや肉体労働の方の場合、常に椎間板に強い刺激が加わることになります。これに身体が硬かったり、力が弱かったりすることで椎間板への負荷は強くなり傷める原因になります。

このような理由で椎間板に負担はかかってくるので、この原因をなくすように、姿勢や動き方に注意したり、長時間同じ姿勢を取らないように休憩したり、身体の柔軟性や筋力をつけることが椎間板を維持するために必要になってきます。

まとめ

・椎間板の機能についてお伝えしました。

・椎間板は主に体重支持と運動の機能があります。

・椎間板に負担がかかる原因は姿勢や身体の使い方、身体の柔軟性や筋力に影響を受けます。

日進市、東郷町、天白区の方で、椎間板ヘルニアや椎間板症で長年腰痛に悩んでいる方は当院ホームページもご覧くださいね。

整体院心斗 情報

住所〒470-0125 愛知県日進市赤池5-1302グランドメゾン丸根1C
予約完全予約制とさせていただいております。
電話080-4217-2815
定休日水曜日